栗山監督「意味のあった勝ち方」12回死闘に手応え

プロ初勝利の公文は(右)は栗山監督から祝福を受ける(撮影・前岡正明)

<日本生命セ・パ交流戦:中日5-7日本ハム>◇14日◇ナゴヤドーム

 日本ハムが延長12回に及ぶ熱戦を制した。

 初回に4点を先行されたが、2回に4試合ぶりに4番に復帰した中田が反撃の7号ソロ。6回には2死無走者から5連打で試合を振り出しに戻した。7回に1点を勝ち越すも、9回に守護神の増井がゲレーロに同点アーチを被弾。今季5度目の延長戦に突入し、我慢しながら迎えた延長12回に暴投で決勝点が舞い込んだ。7番手で登板した公文が、うれしいプロ初勝利をマークした。

 栗山英樹監督(56)は「意味のあった勝ち方だった」と、ベンチ入り選手は投手と捕手1人ずつしか残らない総力戦で制した1戦に手応えを感じていた。