日本ハム市川が先制打「積極的に振りに」上沢援護

5回表日本ハム2死満塁、市川は右前に先制2点適時打を放つ(撮影・前岡正明)

<日本生命セ・パ交流戦:中日4-5日本ハム>◇15日◇ナゴヤドーム

 日本ハム市川友也捕手(32)が、主導権を奪う先制打を放った。

 5回2死満塁の先制機。右前2点打で先制点を挙げた。今季出場25試合目で、初の適時打。直前にレアードが負傷交代し、嫌なムードが漂っていたが1打で振り払った。

 「前の打席で凡退(空振り三振)していましたし、積極的に振りにいった結果いいところに抜けてくれたと思います。(先発の)上沢にも先制を取ってあげたかったので良かったです」と女房役らしく、喜んでいた。