死球の巨人陽が病院で検査「意識しっかり」鹿取GM

6回裏巨人無死、頭部死球を受け大声を出す陽岱鋼(左)。右へソフトバンク鶴岡、森球審(撮影・小沢裕)

<巨人3-7ソフトバンク>◇15日◇東京ドーム

 巨人陽岱鋼外野手(30)が激高した。6回無死、ソフトバンク森から頭部死球を受けた。カウント2-2からの6球目の直球がすっぽ抜けてヘルメットを直撃。グラウンドに倒れ込んだがすぐに立ち、マウンドの森を怒鳴りつけた。陽岱鋼は代走重信が送られてベンチに退いた。森は危険球で退場処分。両軍がベンチを飛び出して、本塁付近に詰めかける騒ぎとなり、森球審は警告試合を宣告した。

 陽は試合中に検査のため病院へ向かったが、大事には至らず、試合後に東京ドームへと戻った。鹿取GMは「意識はしっかりしています。念のために病院に行ってもらいました」と説明した。