オリックス・ロメロ2戦連発10号 李大浩以来の2桁

広島対オリックス 4回表オリックス無死一塁、ロメロは左中間へ2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)

<日本生命セ・パ交流戦:広島7-2オリックス>◇15日◇マツダスタジアム

 オリックス・ロメロが2試合連続弾で奮闘した。5点ビハインドの4回に10号2ラン。球団の来日1年目の外国人では、12年李大浩以来の2桁アーチとなった。

 指名打者を使えない広島戦で、外国人3人を使うための秘策だった中堅ロメロ案は、4月に負傷した左膝の不調で実現せず。福良監督が「その状態で不慣れなポジションに入れられない」と判断し本来の右翼に入った。ロメロは「まだ完全じゃないけど、交流戦では守りは続ける」と気丈だった。