巨人マギー初5打点&三塁打「体が勝手に反応した」

巨人対ロッテ 笑顔で手を振る巨人マギー(撮影・横山健太)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人8-0ロッテ>◇16日◇東京ドーム

 巨人ケーシー・マギー内野手(34)が大暴れした。

 楽天時代を含めて初の1試合5打点と、初の三塁打を記録。30試合ぶりの7号ソロも放ち、快勝を呼んだ。

 ハイライトは5回2死一、二塁だった。ロッテ涌井の高め直球を振り抜くと、打球は中堅フェンスを直撃。185センチ、100キロの体を揺らして二塁を回った。三塁へ迫力満点のスライディングで、来日初のスリーベースをマーク。

 「三塁への走塁は、体が勝手に反応したよ。試合に出たら疲れがあっても痛みがあっても、アドレナリンが出て吹き飛んでしまう」と興奮気味に振り返った。

 試合後は8回無失点のマイコラスと2人でお立ち台へ。「苦しい時期があったけど、ここ数試合はいいゲームができている。できることをやっていきたい」と再浮上に気迫をみなぎらせた。