阪神小野7回1失点、金本監督「上がり目十分ある」

阪神対楽天 6回表楽天攻撃終了、小野泰己はウィーラーの油直併殺をさばいた糸原健斗を迎える(撮影・宮崎幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神0-1楽天>◇18日◇甲子園

 阪神ドラフト2位小野泰己投手(23=富士大)が初白星を逃すも、堂々とした投球を披露した。

 パ・リーグ首位の楽天打線に対し、前回の先発だった11日ソフトバンク戦より変化球の割合を増やして勝負。自慢の真っすぐとスライダーやフォークなどを要求通りに投げ、空振りや凡打の山を築いた。6回に1点を失ったものの、それでも7回を最少失点で投げきった。「前は立ち上がりが悪かったので、テーマとして取り組んでいた。低めに集められました。続けていけられるように頑張りたいです」と冷静に振り返った。

 金本監督は「だいぶ改善されてきている。上がり目は十分にある。もちろん次回もありますね」と評価。次戦でプロ初白星を挙げたいところだ。