阪神糸原がサヨナラ打「絶対決めてやる気持ちで」

9回裏阪神2死一、二塁、中越えにサヨナラ二塁打を放ち笑顔でガッツポーズする糸原健斗(撮影・上田博志)

<阪神7-6巨人>◇9日◇甲子園

 阪神糸原健斗内野手(24)がサヨナラ打を放った。

 同点に追いつかれた直後の9回裏2死一、二塁。マシソンが投じた高めの直球を「真芯」でとらえた打球は、センターの頭上を越えた。「絶対決めてやるっていう気持ちで打席に入りました。真っすぐに振り負けないように仕留められてよかった」。24歳のガッツマンは胸をなで下ろした。

 5回には、プロ1号も放っていた。「(連敗していて)3タテ食らったら痛い負けになるので、絶対にやってやるぞと思っていた」。この日はプロ入り初の4安打に、3打点と大当たり。若武者の成長が、虎を支えている。