阪神小野6回途中降板「投げ切ることできず悔しい」

6回表広島1死満塁、小野(左)と高橋は、ピンチ拡大で戦々恐々(撮影・宮崎幸一)

<阪神3-14広島>◇19日◇甲子園

 阪神のドラフト2位・小野泰己投手(23)が5回1/3、4安打2失点で降板した。立ち上がりの4回を無安打無失点と完璧だったが、6回1死から菊池、丸、鈴木と3連打を浴びて失点。ピンチを残したままマウンドを譲った。

 小野は「四球も出してはしまいましたが、ストライク先行で低めにボールを集めることで、ゴロアウトを取ることができました。球数も少なくテンポも良かったのですが、課題にあげていた後半の入りの6回、少しボールが甘くなってしまったところを連打されてしまい、その回を投げ切ることができずに悔しいです」とコメントした。