広島鈴木誠也「幻の1発」2戦連続初回先制弾ならず

1回表広島2死一塁、鈴木誠也は左翼ポール際に特大の打球を放ち、一時は2点本塁打の判定を受けるが、ビデオ判定でファウルとされる(撮影・宮崎幸一)

<巨人4-3広島>◇27日◇京セラドーム大阪

 広島鈴木誠也外野手(22)が「幻の本塁打」を放った。

 初回2死一塁で左翼ポール際に豪快な1発。悠々とダイヤモンドを1周し、前日と全く同じ場面での2戦連続先制アーチかと思われた。

 しかし、巨人側がファウルを主張。リプレー検証の結果、打球がポールの外を通っており判定が覆った。打ち直しとなった鈴木は結局見逃し三振。幻の先制点となってしまった。