<中日2-4阪神>◇29日◇ナゴヤドーム
セ界最強の虎リリーフ陣が盤石の無失点リレーを決め、接戦を勝利に導いた。
2点を勝ち越した直後の10回裏、最後にマウンドに立ったのは守護神ドリスだ。1番京田からの好打順を難なく3者凡退に仕留め、リーグトップに並ぶ25セーブ目を記録した。「引き分けでもいくつもりで準備していたよ」と胸を張った後、仲間への信頼も口にした。
ドリス 今年はすごくいいリリーフ陣だと自分も思うよ。後ろの方にイニングが進むと、うちに勝つのは難しいと思うだろうね。
同点で迎えた8回、2番手で登板したのは桑原だった。1死から4番ビシエドに右前打を浴びるも、後続2人をピシャリ。防御率は0・85。こちらも24ホールドでリーグ最多の数字に並び「今日は先頭を抑えたいと思っていた。走者を出したけどゼロに抑えられて良かったです」と納得顔だ。9回は3番手高橋が完全投球を決め、7試合連続無失点で3勝目。3人に、ホームベースを踏ませる雰囲気はまったくなかった。
金本監督は「桑原なんかはもう見下ろしてるね」と笑顔。さらに8月1日広島戦からは、腰の張りで2軍調整中のマテオも最短10日の抹消期間で1軍復帰する予定だ。猛暑の17年夏、虎のリリーフ陣は簡単にはバテない。【佐井陽介】