高橋真梨子「精いっぱい」始球式ゴロ投球にも笑み

広島対阪神 始球式に臨んだ歌手の高橋真梨子(撮影・栗木一考)

<広島3-4阪神>◇2日◇マツダスタジアム

 広島県廿日市市生まれの歌手・高橋真梨子(68)が始球式に登場した。

 マウンドに上がると、ロジンバッグにも触れてワインドアップから投じるも、左打席に転がるゴロ投球となった。投球後は「もう70近いので、あれが精いっぱい」と笑みを浮かべた。

 この日、ピースナイターとして催され、被爆2世でもある高橋は「母から聞いていた情景、母の気持ちがいっぺんにこみ上げてきた」と話した。背番号は母千鶴子さん(享年70)の誕生日11月1日にちなみ「111」を付けて臨んだ。