中日6連敗、森監督は先発吉見に苦言「4点きつい」

中日対巨人 3回裏中日1死、吉見を代え岩崎(手前)を代打に送る森監督(撮影・横山健太)

<中日2-9巨人>◇22日◇ナゴヤドーム

 中日が今季3度目の6連敗で、借金はワーストを更新し16となった。

 先発の吉見が3回に捕まり4失点で降板。リリーフしたドラフト6位丸山は2イニングで3失点、3番手の阿知羅は3イニングで2失点と巨人打線を止めることができなかった。

 打線は3回の高橋の今季1号ソロ、8回のゲレーロの適時打で2点を返すのがやっとだった。

 68球で交代した先発吉見について森繁和監督(62)は「うちの打線の状況では1イニングに4点取られるときつい。(早期交代は)何かなきゃ降ろしていない。張っていると言うんだから」と説明。腰周辺の張りを訴えたとみられ、大事を取って早めに降板させた。