中日京田7三塁打 ブルゾンちえみに負けじ!?力走

6回表中日2死、右中間へ二塁打を放つ京田(撮影・清水貴仁)

<広島5-6中日>◇27日◇マツダスタジアム

 中日京田陽太内野手(23)が新人王へ再加速した。4回無死一塁、岡田から左翼越えに三塁打。貴重な5点目をゲットした。年間三塁打7本はリーグトップ。2リーグ分立後の中日新人では、1970年(昭45)の谷沢健一を抜いて単独トップになった。

 ドラフト2位ルーキーは「(小笠原)慎之介が頑張っているので、何とか点を取れてよかった」と振り返った。最近は安打ペースが落ちていたが6回にもブレイシアから右中間二塁打を放ち7試合ぶりのマルチ安打。勝利に貢献して復調気配を見せた。

 122安打で残り26試合。59年に江藤慎一がマークした球団新人記録139安打を射程圏内にとらえる。「(安打の)本数は気にしていません。意識してしまうので…」とこれまで通り、自然体を強調した。地元の石川県能美市で発足した後援会の会員は、約1カ月ですでに700人を突破。周囲の期待は膨らむばかりだ。

 中日ファンのおなじみになった登場曲は、芸人ブルゾンちえみがネタで使う「ダーティー・ワーク」。そのブルゾンがこの日、「24時間テレビ40愛は地球を救う」(日本テレビ系)でマラソンを完走した数分後に、京田がウイニングボールをつかんだ。新人王を目指す過酷な戦いはこれからがヤマ場。ライバルのDeNA浜口はこの日、8勝目を挙げた。タイトルは向こうから寄ってこない。待たずに打つだけだ。【柏原誠】