<巨人6-0阪神>◇27日◇東京ドーム
4試合連続2桁安打と活発だった猛虎打線が、ルーキー右腕の前に沈黙した。巨人畠に7回まで北條の二塁打だけで、11三振無得点。合計2安打は今季のワーストタイ。7月30日の中日戦以来、1カ月ぶりの完封負けを喫した。試合後、金本監督は攻略できなかったことを問われたが、「今日は晋太郎の話だけにしておこうか。いいことだけで終わりましょう」と触れなかった。
沈黙の予兆は初回にあった。先頭の糸井から3者連続三振を食らった。腕の振りがよく、思い切りのいい投球に圧倒された。カットボールやチェンジアップなど変化球もさえ、6回以外はチャンスがなかった。前夜のヒーロー糸井は4回にも見逃し三振を奪われた。母校近大の後輩に快投を許し、「いい投手だと思います」と実力を認めるしかなかった。
畠とは9日にも同じ東京ドームで対戦していた。試合には勝ったが、5回2失点で攻略には至らず。DeNAの左腕浜口に続く新人投手の天敵は増やしたくないところだ。片岡打撃コーチは「前回よりも真っすぐが良かった。うちの打線の状態も悪くないが、それ以上に畠が良かった」と振り返った。残り試合はDeNAの8試合に次いで、巨人戦が6試合ある。再戦の機会があれば、つぶしておかないと厄介な存在になりそうだ。【田口真一郎】