阪神メンドーサ黒星デビュー、金本監督は上々の評価

7回表中日2死一、二塁、武山真吾の中越え適時二塁打で福田永将(左)高橋周平(右から2人目)の生還を許すルイス・メンドーサ(撮影・上田博志)

<阪神2-4中日>◇3日◇甲子園

 阪神に新加入したルイス・メンドーサ投手(33)は初陣で黒星を喫したが、7回4失点で上々デビューを果たした。

 2-2と同点の7回。中日武山に2点二塁打を浴びて勝ち越しを許した。それでも140キロ台のストレートとカーブやチェンジアップで緩急をつけ、中日打線から8奪三振を奪った。「自分としては自分の仕事ができた。サッポロと違って熱さを感じたよ」と振り返った。

 選手契約の譲渡で8月31日に加入。日本ハムで最後に登板したのが同月18日と中15日の登板だったが、金本監督は「結果は4失点ですが、内容的には1、2失点。そんなもんでしょう」と上々の評価をした。大黒柱のメッセンジャーを骨折で欠いているだけに、頼もしい存在になりそうだ。