ソフトバンク上林「奇跡」大谷155キロをガツン

4回表ソフトバンク1死、上林は右越え本塁打を放つ。投手は日本ハム大谷(撮影・佐藤翔太)

 ソフトバンク上林誠知外野手(22)がプロ初対戦の大谷から右越えソロを放った。

 0-5で迎えた4回1死から155キロ直球をとらえ、スタンドに運んだ。8月26日以来、出場17試合ぶりとなる13号。

 藤本打撃コーチから、相手の直球の速さを利用するようアドバイスを受けていたといい「(3ボール1ストライクの)バッティングカウントだったので、速い球に絞っていった。とにかく振り遅れないようにと思っていた。コンパクトに振り抜け、久しぶりに本塁打が出てよかった。奇跡です。対戦できてよかった」と、手応えを口にした。