「代打を考えてて見てなかった」/伊東監督

西武対ロッテ 今季限りで退任するロッテ伊東監督は現役時代から慣れ親しんだ球場での最終戦に勝利し、ファンの声援に何度も手を振って応える(撮影・松本俊)

 ロッテは今季初の同一カード3連勝。伊東勤監督のコメント。

 「ここまでずっとやられてきた。少しは借りを返せたかな」。

 初めて西武に3タテを食らわせた。白星がついたのは二木、酒居、佐々木といずれも20代前半の先発投手。

 「若い人たちが強打の打線を抑えてくれた。自信になったと思う。ぜひとも来年につなげてほしい」。

 7回開始前、バックスクリーンのビジョンに「わがライオンズの偉大なOBでもある千葉ロッテマリーンズ伊東勤監督。本当にお疲れさまでした」など、古巣西武からのねぎらいのメッセージが流れた。

 「代打を考えてて見てなかった」としながらも「監督含めて二十何年お世話になった。ユニホームを脱ぐことになって、最後に温かく迎えてもらってありがたかったです」。

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