阪神小野は2勝目を挙げたが、制球に苦しんでCS先発枠を手中にできなかった。最速150キロの速球を披露したが、変化球の制球に苦しんだ。5回で6四球。球数は101球を費やした。無失点だったが、5回でマウンドを降りた。
「無駄なフォアボールを出してしまい、球数が多くなったことで早い回でマウンドを降りる内容になってしまいました。反省しないといけないです」
金本監督は「5回で101球か。多いわな。勝ち星ついて、それは良かったけどね。今までいい投球をしても、なかなか勝ちがつかなかったから。0点に抑えたけど、やっぱりコントロールというかね。課題は山積みだと思う」と渋い表情。香田投手コーチも「変化球でカウントが取れなかった。(第2先発での起用可能性を聞かれ)そういうところを含めて考えないといけない」。CSはロングリリーフ要員の可能性も出てきた。
現在はCS先発権をかけての争い真っただ中だが、アピール不足ともいえる内容。第2先発起用の可能性について小野は「そういう場面で投げさせてもらえたら、自分で考えながら投げたい」。悔しい2勝目となったが、23歳は下を向くことはなかった。【山川智之】
◆阪神のCS先発事情 ファーストステージは最大3枚が必要。秋山と能見、右足骨折から間に合えばメッセンジャーが起用される可能性が高い。DeNAとの対戦になれば、相性がいい岩田が抜てきされる可能性もある。ファイナルステージはさらにプラス2、3枚が必要。その枠を巡ってメンドーサや岩田、岩貞、青柳、小野が争っている。