金本監督「勝ちに等しい」4点差追いつき執念ドロー

引き分けに終わりナインを出迎える阪神金本監督(右端)(撮影・足立雅史)

 阪神が執念でドローに持ち込んだ。序盤に4点のリードを許したが、不調だった打線が奮起。糸井が15号2ランなど3打点の活躍で追いついた。5回から6投手による無失点リレーとリリーフ陣も粘りを見せ、3位DeNAに白星を譲らなかった。

 金本知憲監督(49)は「勝ちに等しいし、この2日間の連続完封負けからすると、よく追いついたと思う。本当にお疲れさん。12回をよくがんばってくれた。今日ぐらいの気持ちを選手が出してくれたら、絶対に勝てると思う」とナインの健闘をたたえた。28日の結果次第で、2年ぶりのCS進出が決定する。