巨人片岡が引退表明「まだ悔しさの方が大きい」

引退会見を行った巨人片岡治大(右)は、選手会長の長野久義から花束を贈られ握手を交わす(撮影・たえ見朱実)

 巨人片岡治大内野手(34)が1日、東京ドーム内で会見を行い、現役を引退することを表明した。

 プロ13年目の今季は度重なるケガに悩まされ1軍出場はなかった。「まだ悔しさの方が大きいです。希望を持ってリハビリを重ねてきましたが、思うようにリハビリが出来なかった。何回も心を折られた」と心中を明かした。プロ入りから9年間在籍した古巣西武について問われると「培ったものが大きく、あそこで育てられた。お礼を言いたい」と感謝の意を示した。