阪神竹安プロ初登板初勝利「落ち着いて投げられた」

プロ初登板初勝利の竹安はウイニングボールを手に「1勝目」と人差し指をあげる(撮影・加藤哉)

 阪神竹安大知投手(23)がプロ初登板初勝利をマークした。

 同点の7回にマウンドにあがると、わずか9球で3者凡退に抑えた。すると、その裏に味方打線が勝ち越しに成功し、初白星が転がり込んできた。

 「1アウト目を取るまですごく緊張してたんですけど、1アウト取ってからは落ち着いて投げられたのでよかったかなと思います」

 2年目の右腕は2軍で結果を残し、1軍昇格を心待ちにしてきた。今季は2軍で20試合に登板し5勝4敗。防御率は2・76を記録していた。

 お立ち台では「昇格の話あったときには、ここに立つことはまったく想像してなかったので、自分自身でびっくりしてます」と23歳は笑顔をみせた。