法大監督「申し訳ない」89年ぶり東大に勝ち点献上

法大対東大 1回裏東大無死満塁、山田に右適時打を許して、降板となった法大・長谷川は悔しそうにベンチに引き揚げる(撮影・浅見桂子)

 リーグ優勝回数44度を誇る法大は、最下位が定位置の東大に2連敗を喫した。2戦2敗で東大に勝ち点を許すのは1928年秋以来89年ぶりの悪夢。青木監督は「申し訳ない」とうつむきながら声を絞り出した。

 1回に4点を先に失った。1点差に迫った後の4回にも2本塁打を浴びて4失点。16安打で7点を挙げた打線の頑張りはふいになった。

 監督は「背水の陣で、チャンスをものにしないといけないといってきたが…」と無念さを隠せなかった。