侍稲葉監督、打率4割警戒 11月初陣台湾戦へ視察

台湾を視察に訪れた侍ジャパンの稲葉監督(右)は、台湾代表監督を務めるラミゴの洪監督と握手を交わす(CPBL提供)

 台湾視察中の侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)が8日、初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に向けて、同リーグ初の4割打者を警戒した。

 2試合視察したラミゴには、WBC壮行試合で楽天則本から本塁打を放ち、昨季4割1分4厘をマークした王柏融外野手(24)が所属。7日は右翼線へ適時二塁打を放ち、稲葉監督は「いいバッターと再認識した。(日本で活躍する可能性も)十分にある。メジャーでも対応できるような雰囲気」と言った。