オリックス宮内オーナー喝「浮上した気分じゃない」

シーズン終了の報告にオリックス東京本社を訪れた福良監督(右)は宮内オーナーと握手を交わす(撮影・横山健太)

 オリックス宮内義彦オーナー(82)が18日、都内の本社で福良監督からシーズン終了報告を受けた。3年連続Bクラスの4位の結果に「下の2チームが極端に悪かった。(最下位から)浮上した気分じゃない」などダメ出しを連発。

 投手陣には「2アウト、2ストライクから点を取られ過ぎ。力と頭が両方弱いんじゃないか。インサイドベースボール(頭脳的野球)をしっかりしないと」とカツ。野手陣にも「機動力が低すぎる。決定打がなかなか出ない。追い込まれると弱い。それは自信、力がないから」と指摘。「猛練習のバファローズに変えてもらいたい」とスパルタを求めた。

 ◆オリックス福良監督の話 オーナーのおっしゃるように順位は上がったが、手応えはまだまだない。やらないといけないことが多い。