阪神西岡に片岡ヘッド鬼号令 「もう1回体にカツ」

全体ノックを終え、アルプススタンドを駆け上がる西岡(撮影・河南真一)

 阪神西岡が、11月2日から若手中心で行われる安芸秋季キャンプに参加することになった。25日に甲子園で行われた秋季練習の後、片岡ヘッド兼打撃コーチが明言した。「本人も行く気持ちでいる。今年はリハビリみたいな感じだったけど、それでもあれだけできる野球のセンス、知恵が彼の場合はある」。

 来季34歳を迎えるスピードスターだが、片岡ヘッドは特別扱いしない方針だ。「若手と一緒の扱いをして、限界までね。故障するまで、そこに挑戦してバットを振り込む、走り込む。もう1回体にカツを入れてほしい」。早出の特打にも参加する予定になっている。

 今季は7月17日広島戦(甲子園)で左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰したが、左足かかとの打撲、背中の張りによる2軍降格も味わった。CSには呼ばれず、「悔しさがなかったら終わり。そのためにキャンプで鍛え直すべき。本人もそういう気持ちです」と、片岡ヘッドが代弁した。若虎の手本として、そしてムードメーカーとしても期待されるが「(練習が厳しくて)声が出るかわからへんけどね」。片岡ヘッドの厳しい言葉の裏には、期待が込められていた。【真柴健】