西武15年ぶり復帰の松井稼頭央「厳しい競争」覚悟

選手兼テクニカルコーチでの西武入団が決まった松井(左)は、渡辺久信SD兼編成部長からユニホームと帽子を渡され笑顔(撮影・野上伸悟)

 西武は17日、今季限りで楽天を退団した松井稼頭央外野手(42)の獲得を発表した。03年以来、15年ぶりの古巣復帰で、背番号は「7」。兼任でテクニカルコーチを務める。

 埼玉・所沢市内の球団事務所で会見に臨んだ松井は「15年ぶりに西武ライオンズに戻ってくることになりました」とあいさつ。「現役でプレーしたい気持ちが強かった。選手としてしっかり勝負できるように、このオフからキャンプが大事になる。(若手選手との)厳しい競争になるのは分かっていますが、僕自身にもいい刺激になる。背番号が7になるので、その姿をグラウンドで見せたい」と、力強く意気込みを示した。