西武秋山、小泉進次郎氏からリーダー資質お墨付き

地元神奈川県横須賀市大津町で行われたスポーツ交流会で小泉議員(手前)と対戦し、中飛に倒れる西武秋山(撮影・野上伸悟)

 政界の若きリーダーから太鼓判を押された。西武秋山翔吾外野手(29)が23日、地元の神奈川・横須賀市大津町で開かれたスポーツ交流会に参加。駆けつけた同じ横須賀生まれの自民党、小泉進次郎衆議院議員(36)にチームリーダーとしての資質にお墨付きをもらった。完敗? した同氏との3打席対決を糧に、10年ぶりの優勝へチームをけん引する。

 秋山は本気で悔しがった。3年連続3度目の小泉氏との3打席対決。慣れない軟式球とはいえ中飛、中飛、二ゴロに抑えられた。昨年に続く3タコに「打てなかったのは本当に悔しい。ここで出た課題をシーズンに修正するという前向きな考えでやらせてもらってます」と真顔で振り返った。

 若き政界のリーダーは、そんな姿がうれしかった。「打てないことを、こんなに悔しがる。真摯(しんし)に野球に向き合う姿勢。いい結果が出た直後も満足じゃなく、なぜもう1本打てなかったかを考える選手。言葉でなく姿で語る、飽くなき探求心のあるリーダーだと思う」と評価した。

 秋山もけん引役としての自覚が芽生える。来季はプロ8年目。来年4月には30歳を迎える。「行動や背中を見せることで、自分の考えやスタイルを伝えられるようになっていきたい」。もう若手ではない。チームの枢軸。あえて言葉にすることで自身も律した。

 小泉氏からは辛口? のエールも送られた。リーダーとして、さらに必要なものを報道陣から問われると「軟式への対応ですね」とニヤリ。「でも、これは縁起がいいんです。去年私が3打席抑えて今年は首位打者。来年も頑張ってくれるはず」。そして、今回のイベントは秋山が幼稚園、小学校、中学校と通った大津町で行われたことを引き合いに「秋山君は大津3冠王。将来は3冠王、トリプルスリーを目標に」と進次郎節でハッパを掛けられた。

 地元で大きな刺激を受けた秋山。来季に向け、すでに打撃マシンでの振り込みを始めている。「胸を張って帰って来られるように頑張らないといけない」と引き締めた男はチーム10年ぶりの優勝へ、その背中で引っ張っていく。【佐竹実】