阪神坂本、矢野2軍監督からゲキに「自分で掴む」

履正社・岡田監督、広瀬コーチ就任30周年慰労会に集まった同校OB。前列左からヤクルト宮本、岡田監督、広瀬コーチ、ロッテ安田、後列左から阪神坂本、ヤクルト寺島、山田、オリックスT―岡田、岸田(撮影・清水貴仁)

 正捕手を狙う阪神坂本が28日、矢野2軍監督から公開でケツをたたかれた。

 大阪市内のホテルで行われた履正社・岡田監督の就任30周年慰労会に出席。桜宮高で同監督から指導を受けた矢野2軍監督が冒頭で壇上であいさつ。「履正社から阪神に入団したヘボキャッチャーがいます。技術的にはまだまだですが、捕手に大事な元気と気持ち、そして視野の広さを持っている。レギュラーになるのは本人次第」とプレッシャーをかけられた。坂本は「自分でつかまないといけない。チャンスを与えられても結果を出すのは自分次第」と表情を引き締めた。