ヤクルト5位金久保、高校時代の愛用グラブ持参

「夢は現実に」と刺しゅうされた高校時代に愛用したグラブを持参して入寮したヤクルトのドラフト5位の東海大市原望洋・金久保優斗投手

 ヤクルトのドラフト5位の金久保優斗投手(18=東海大市原望洋)が7日、埼玉・戸田市内の選手寮に入寮した。

 「夢を現実に」との刺しゅうが入った、高校2年から愛用したグラブを荷物の中に忍ばせてきた。入室後、手に取りながら「高校の時の夢は甲子園だったので現実にしたかったけど、去年の夏の大会は負けた。悔しさを忘れないために持ってきました」と、持参してきた理由を明かした。「早く体を大きくして1軍で投げられるように。最後は1軍のローテーションに入りたい」と、プロの世界で描く新たな夢を現実にすると誓った。