2年連続日本一を狙うソフトバンクが「少数精鋭」で宮崎キャンプをスタートする。24日、ヤフオクドーム内で監督、コーチ会議を行い、A組、B組を決定した。
1軍にあたるA組は「ガチンコメンバー」で固めた。例年なら期待の若手、新戦力を試す。昨年は41人中初A組が13人もいたが、今年の35人のうち1軍未経験は捕手の九鬼だけ。投手陣は昨年の21人から大幅減の14人。そのうちのモイネロは2月中旬、サファテはキャンプ後の3月から合流予定で、実質12人となる。
工藤監督は「今年は少数精鋭でいきたい。若い人には下からしっかり頑張ってもらう」と、理由を説明した。A組の選手には「1軍の自覚」を持って、その座を守り抜くように、B組の選手には、狭き門を改めて実感させ、はい上がることを期待する。昨年は大人数から削っていく「生き残れ」指令だったが、今年はB組から「勝ち上がれ」と選手たちを鼓舞する。
昨秋に工藤塾として自身が鍛えた松本裕、高橋純、田中のドラフト1位右腕トリオにも特別扱いはしなかった。五十嵐、寺原、摂津、長谷川勇らベテランもB組からのスタートとなる。昨年は16年にV逸し、新戦力を試した。今年は連続日本一へ向け、勝てるメンバーでキャンプから戦う。同じ敷地内で行うB組も工藤監督が頻繁に足を運ぶ。投手陣にはA組相手の打撃投手も行うなどチャンスは与えるつもりだ。通常はキャンプ直前でのメンバー発表を行うが、異例の早期発表には、工藤監督の連続日本一への強い意志が込められていた。