中日京田、打席で見た松坂の投球に感激/今日の一番

打席で松坂大輔の投球を見る京田(撮影・前岡正明)

 中日京田陽太内野手(23)が一番感激していた。松坂大輔投手(37)のブルペン投球中、左打席に入る機会が訪れた。この日は各打者がブルペンで投手の球を見る日。数人いた打者の中で、たまたま松坂の近くにいたために自然と京田が入る流れになった。

 だが、入るタイミングが分からない。そもそも入っていいのかも分からない。松坂が捕手を座らせたときに、捕手を介して「僕、入っていいんですか?」とおそるおそる聞いた。松坂は笑顔で両手を前に出し「どうぞ、どうぞ」のジェスチャー。変化球を含めて7球を体感した。

 「僕から入りますなんて言えるわけがない」と京田は苦笑いした。23歳にとって松坂はレッドソックスで活躍していた“テレビの中の人”だ。自分の目の前で、あの腰を揺らすワインドアップをしている。「あれを打席で見ることができて不思議な感じがしました」と感激した。

 投球については「まだ軽くなのに、スピンが利いていて、バッと強い球が来ていた。雰囲気が違います。マウンドがすごく近く感じた。そう感じるのは巨人の菅野さんとかエース級の人だけなので」と貴重な“証言”をした。【中日担当 柏原誠】