巨人田口、谷岡が小学校訪問「子どもからパワー」

那覇小の校歌で歓迎され指揮する巨人田口(中央)。左は谷岡(撮影・江口和貴)

 巨人田口麗斗投手(22)と谷岡竜平投手(21)が沖縄・那覇キャンプ休養日の19日、那覇市立那覇小学校を訪問し、交流会を行った。

 全校生徒448人の歓声を受け、体育館に入場。質問コーナーでは6年生の男子生徒から、今年の目標とそのための取り組みを聞かれ、田口は「読売巨人軍がリーグ優勝して、日本一になることが目標。そのために、チームの勝利に貢献できるように、絶対優勝するぞという執念だけは捨てずにやっていきたい」と力強く答えると全校生徒から拍手が起こった。1~6年生の野球少年と直接キャッチボールや寄せ書きのフラッグの交換など約1時間、ふれ合った。会の最後には那覇小の全校生徒を24日のDeNAとのオープン戦(沖縄セルラー那覇)に招待することが発表された。

 交流会を終え田口は「僕も小学生の時、カープの選手が来てくれた覚えがある。子どもたちの目標となる選手にならないといけないという自覚が芽生えました」と振り返り、2年目右腕の谷岡は「こういった経験はなかなかできないので、子どもたちからパワーをもらえました」と笑顔で語った。