清宮にランニング地獄「きつかった」6本で前のめり

ウオーミングアップ中、荒木2軍監督(右)と言葉を交わす日本ハム清宮(撮影・狩俣裕三)

 日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が21日、2軍キャンプ地の沖縄・国頭でプロ入り初の屋外フリー打撃を行った。

 フリー打撃後は、地獄のランニングメニューでノックアウトされた。国頭のサブグラウンドで、制限時間内に約100メートルを往復するインターバル走に取り組んだ。先輩の石川亮、太田、平沼とともに懸命に力走。6本目を終えると、前のめりで倒れてしまった。7本目をスタートする直前の太田に「おいおい」と、声をかけられるも立ち上がらない。リタイアか-。いや、違った。「元々、本数が少なかったので」。実は高卒1年目は6本と決められていたという。「きつかった」と、フリー打撃の喜びを忘れるほどの厳しい鍛錬に苦笑いだった。