選手会、野球振興のために幼稚園訪問事業をスタート

幼稚園訪問事業で会見する一般社団法人日本プロ野球選手会の大島理事長(左)と一般社団法人野球・ソフトボール活性化委員会の久保田理事長(撮影・前岡正明)

 一般社団法人「日本プロ野球選手会」は26日、野球振興のために今年から幼稚園訪問事業を行うことを発表した。

 沖縄・北谷町で会見した理事長の中日大島洋平外野手(32)は「近年は小学生、中学生とも野球人口が少なくなってきている。選手会として野球教室などを開いてきたが、幼稚園の段階で野球に興味を持ってもらうために環境を整えたいと思っている。まず野球を楽しいと思ってもらいたい」と目的を語った。

 同法人は、17年に発足した「球活委員会」と協力して、今回のプロジェクトを進める。球活委員会は、野球型スポーツを盛り上げるためにスポーツ用品メーカーなど20社の企業が集まった組織。