阪神高橋遥人が待望1軍昇格 先発争いへ猛アピール

26日、シート打撃に登板した高橋遥(撮影・河南真一)

 先発ローテ争いのダークホースや! 阪神ドラフト2位の高橋遥人投手(22=亜大)が2日から1軍に合流することが2月28日、明らかになった。阪神2軍も高知・安芸での春季キャンプを打ち上げ、この日帰阪。高橋遥は3日か4日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で1軍デビューを果たすことも判明した。金本監督がキャンプ前から期待を寄せていた最速151キロ左腕が、先発枠争いに名乗りを上げるかもしれない。

 安芸で牙を研いできた逸材、高橋遥がいよいよ1軍に乗り込む。この日、安芸キャンプを打ち上げた矢野2軍監督は「上の監督やコーチも、高橋というピッチャーを見たいというのもあると思うし、こっちも素材はいいのはもちろん報告はしているので」と説明。1月のキャンプメンバー決定後、金本監督が「高橋、(1軍に)連れて行きたかったんだけどね。人数の関係で…」と未練を口にしていた期待の左腕が、下克上の1歩を踏み出す。

 高橋遥は2軍キャンプで2試合登板。四国IL・高知戦(18日)では6回に登板し、打者3人を無安打に封じた。22日の西武2軍との練習試合でも最速148キロを出すなど、1回1安打無失点。この日は矢野2軍監督から「想像以上に実戦の方もできた」とキャンプの“合格点”ももらった。

 プロ初のキャンプを終えた高橋遥は「楽しくできました。実戦も久しぶりにできて充実した1カ月でした」と笑顔。待望の1軍合流には「2軍でしっかりやってきたことを変えずに、どこに行っても腕を振るだけです」と真っすぐに前を向いて話した。

 1軍デビュー戦は3日か4日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)になる予定。結果次第では、1軍の先発争いに食い込んでくる可能性もある。この日1軍のキャンプを打ち上げた金本監督は、不安要素を問われて「先発投手陣ですかね。なかなか安心して6人で回れるという人材はまだ正直できていない気がします」と話した。現在、先発当確はメッセンジャー、秋山、能見の3人。シーズン開幕を1カ月後に控え「先発の頭数は早急にいろいろ対策を練らないといけないなと」とも語った。高橋遥にとっては大きなチャンス。安芸スタートのルーキーが猛アピールを開始する。