侍稲葉監督、試合前に星野仙一氏の献花台に献花

試合前、ナゴヤドームに設置された故星野氏の献花台で深々と一礼する稲葉監督(撮影・狩俣裕三)

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が3日、初のフル代表を招集してオーストラリア代表と対戦する「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」の試合前に、ナゴヤドームに設置された星野仙一氏(享年70)の献花台に献花した。

 球場入りすると1人で献花台に訪れ、神妙な面持ちで一礼した。

 08年の北京五輪では監督、選手として戦った。2日の公式会見では「星野監督は金メダル以外はいらないと言った中で、男にできなかった悔しさは今でも残ってます。東京オリンピックで金メダルを取っていい報告がしたい。いいスタートを切れるようにしっかり戦いたい」と誓っていた。