西武辻監督「2勝もしちゃった」接戦制し敵地で連勝

ソフトバンク対西武 ソフトバンクに勝利し喜ぶ外崎修汰(左から2人目)ら西武ナイン(撮影・栗木一考)

 西武が敵地2連戦を2連勝で終えた。

 ヤフオクドームでは、昨季1勝11敗と大きく負け越した。前日(3-1)に続き、接戦でものにした辻発彦監督(59)は「2勝もしちゃったよ」と、冗談っぽく切り出した。だが、すぐに「クリーンアップ(内川、デスパイネ)が2人もいないじゃない」と、あくまでオープン戦であることを強調した。

 それでも、展開の中で勝利を求めた。1-1の7回無死一、二塁で、外崎に犠打を命じた。外崎は見事、三塁線に転がし、成功。好機を広げ、2死から金子侑の一時勝ち越し打につなげた。

 辻監督は「バントは実戦で、やらないといけない。マシンでいくらやっても、試合で体感しないと。これからは、エンドランや、いろんなことを要求していく。ミスもあるだろうけどね」と、開幕へ向け、よりシーズンを意識した戦いをしていくつもりだ。