ロッテ平沢「毎試合勝負」遊撃争いへ5試合連続安打

ロッテ対オリックス 5回裏ロッテ1死一、二塁、平沢は右前適時打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

 ロッテ平沢大河内野手(20)が、適時打含む5試合連続安打で猛アピールを続けている。

 4回1死一塁では「ショートがいる位置を見て、あのあたりに打てれば」とエンドランを成功させる左前打でチャンスを拡大。後続の適時打で同点のホームを踏んだ。さらに5回1死一、二塁でも右前適時打で4点目を追加し、二盗も決めた。

 これでオープン戦打率は18打数8安打の4割4分4厘。正遊撃手の座を争うドラフト2位の藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が首痛で2軍調整を続ける間に、チャンスをものにしている。「ここで負けたら次はないなと思っている。今日に限らず、毎試合が勝負。甘い球をファウルにした打ち損じもありましたし、まだまだライバルに勝ってるつもりはないです」と気を引き締めた。