日本ハム岡2号、栗山監督は「あんなものじゃない」

西武対日本ハム 7回表日本ハム1死、岡は左越えに本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

 日本ハム岡大海外野手(26)が7回、オープン戦2号ソロを放った。西武武隈から、滞空時間の長い放物線を左中間へ描いた。

 この日は途中出場。4回裏の守備から出場し、開幕スタメンをアピールする1発となった。

 栗山英樹監督(56)は試合後、岡のアーチについて報道陣から問われると「そうだね。でも、キャンプから帰ってきた時のいい状態に比べると、状態が上がってきていない。岡らしくない。あんなものじゃないから。ホームランが悪いと言っているわけじゃない。もっと、すごい。もっと能力のあるバッターなので、岡の状態が上がったら、あんな(調子の悪い)感じに見えない。アウトのなり方とかね」と、大きな期待の裏返しとも言える、あえての苦言でハッパを掛けていた。