オリックス・ロメロ3打点 アップ前入念ほぐし奏功

4回裏オリックス2死満塁、左前に2点適時打を放つロメロ(撮影・上田博志)

 オリックスの主砲ステフェン・ロメロ外野手(29)が2安打3打点の活躍を見せた。3、4回に連続タイムリーヒットを放ち、オープン戦の打率は4割2分9厘と好調をキープ。「いい球を逃さずにしっかりとらえて打てた」とロメロ。昨季は故障のため30試合ほど欠場しており、今季は143試合すべてに出場するのが目標だ。

 故障を防ぐため、キャンプから続けているのがアップ前の準備。軽いウエートトレーニングやローラーで筋肉を伸ばすなど、体をほぐしてから本番の練習に臨むようにしている。来日2年目で日本流の練習にも慣れた。「ケガをしないで1年間やっていくことだけだよ」と話していた。