阪神ロサリオ「そういう姿勢大事」積極走塁で存在感

オリックス対阪神 7回表阪神2死一塁、二盗に成功したロサリオは送球が乱れたすきを突き三塁を狙うも憤死する(撮影・上田博志)

 阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29=韓国・ハンファ)がオープン戦初盗塁を記録した。

 先頭で迎えた7回の第3打席に四球を選んで出塁すると、2死後にスタートを切った。二塁ベースに勢いよく滑り込むと、相手捕手の送球がそれてセーフとなった。

 ロサリオは送球がセンター方向に抜けるのを確認すると、すかさず三塁に向かったが、これはタッチアウト。「ボールがそれて、センターがもっと後ろにいたと思った。結果的にアウトになってしまったけど、そういう姿勢は大事かなと思います」。この日は無安打に終わったが、積極走塁でロサリオが存在感を示した。