楽天内田2戦連発の4号「打席の中でアジャスト」

巨人対楽天 2回表楽天1死、田口から右越え本塁打を放つ内田(撮影・野上伸悟)

 プロ5年目の楽天内田靖人内野手(22)が、2戦連発のオープン戦4号をマークした。0-0の2回1死走者なし。同学年の巨人田口のスライダーを逆方向の右翼スタンド最前列に運んだ。前日23日にはマシソンから1発を放っており、和製大砲の呼び声高い男の勢いが止まらない。「追い込まれてからは逆方向を意識していました。タイミングが少し遅れていたのですが、打席の中でアジャストできましたね。この感じを続けていきたいです」とコメントした。

 これで打率は12球団トップの4割1分5厘、打点でも同3位の12打点。プロ5年目で、ようやく結果を残している。梨田監督も「うれしい悩み。選択肢は増える」と成長に目を細めた。