楽天美馬、課題の直球「良くなった」6回4K2失点

巨人対楽天 6回裏終了時、悔しがりながらベンチへ引き揚げる楽天美馬(撮影・横山健太)

 先発した楽天美馬学投手(31)が、開幕前の最終登板を6回4奪三振4安打2失点にまとめた。

 ロッテとの開幕カード2戦目に先発が内定している背番号15は「前回までは直球を課題にしていたけど、良くなっていた。直球で空振りもカウントも取れた。リリースの瞬間に力を入れることができた」と万全の調整をアピールした。唯一の失点は6回巨人吉川尚の2ラン。高めに抜けたスライダーを痛打された場面を振り返り、「走者がたまってからの投球を修正したい」と気を引き締めた。