おなじみのポーズがいきなり飛び出した。ソフトバンク・サファテは最後の打者中島を高め154キロ直球で空振り三振に仕留めると、いつものようにベンチを指さし、両手を合わせてお辞儀した。絶対的守護神が2点リードの9回を3人で抑える完璧な投球を見せ、今季初セーブ。「アドレナリンがすごく出て、抑えるのが大変でした。開幕戦に勝てたことは良かったと思います」と笑みをこぼした。
千賀、岩崎とつないできた流れを最後までつないだ。3人で出した走者は2人だが、いずれも併殺でアウトにした。継投で打者27人で抑えきり「千賀、岩崎がいいピッチングをしていた」と仲間をたたえた。これで通算セーブを230とし、名球会入りまで残り20と迫った。「チームが勝ち続けて、1個1個勝っていけば近づいてくるもの。今はあまり気にしないようにしているよ」とクールに話した。
キャンプを免除され、3月からの合流だったがチームの信頼に圧倒的な投球で応えた。工藤監督も「さすがです。100%信頼している」と称賛。今季も不動の地位は揺るがない。偉業達成はもはや時間の問題だ。【山本大地】
▼ソフトバンクは千賀-岩崎-サファテの継投で1安打完封リレー。開幕戦で1安打完封勝ちは、36年春タイガース(藤村完投)96年巨人(斎藤雅完投)98年横浜(川村完投)に次いで4度目で、パ・リーグでは初。開幕戦で継投での1安打完封は、プロ野球史上初めてだ。