巨人の「必勝リリーバー」の4人が、今季初めてフル投入された。2点リードの6回、沢村を起点に継投に入った。「狙っているコースよりも甘く入ってしまった」と、4連打で今季初失点を許すも、1死満塁で大野奨を二ゴロ併殺に打ち取り、踏ん張った。7回はマシソンが力で押し切り、3者凡退。斎藤投手総合コーチは「今日はああいくしかなかった。大竹は5回までよく頑張った」と迷いなくつぎ込んだ。
8回は、上原がマウンドへ。3日の登板と同じ、相手クリーンアップを前に「同じメンバーだったからスプリットが頭にあったと思う。どうにかごまかしたいと」。全23球のうち直球15球のモデルチェンジでかく乱した。1死からビシエドに味方の失策で出塁されるも「打球も変わったしエラーはかわいそう」と意に介さず。後続の福田、高橋を斬り捨て、カミネロにつないだ。日米通算94ホールドまで積み上げ「何回やってもこういう場面はしびれる。チームが勝てばそれでいい」と、ブルペン陣の総意を代弁した。
▼上原が8回を0点に抑え、復帰初登板から4試合連続ホールド。連続ホールドの記録は17試合(過去2人)だが、40代投手の4試合連続ホールドは17年6月25~29日岩瀬(中日)に並ぶタイ記録だ。この試合の中日先発は松坂。同じ99年にプロ入りの上原と松坂が同一試合に敵味方で登板は、過去にメジャーで10年9月20日と11年5月26日の2試合あり、日本ではオープン戦1試合、日本シリーズ1試合、オールスター4試合。日本の公式戦では初めて99年新人王の2人が同じ試合に登板した。