高木美帆「緊張なかった」背番22で始球式

日本ハム対ロッテ 試合前、始球式を行う高木美帆(右)は日本ハム鶴岡から花束を受け取る(撮影・河野匠)

 2月に行われた平昌五輪スピードスケート女子で金、銀、銅メダルを獲得した高木美帆(23=日体大助手)が始球式で見事なノーバン投球を披露した。「緊張はなかった」と、高い弾道の放物線で捕手まで届かせた。

 背番号22のユニホームで登場。「(誕生日が)5月22日なので、22を選びました」。1日には首都大学リーグで母校の日体大戦で始球式も務めていた。「その時よりはうまく投げられました」と満足したが、やや高めに浮いた投球には「キャッチャーの方が立たなくていいところに投げたかった」と、少し悔しさも見せた。

 北海道・幕別町出身で日本ハムファンでもあるという。「ファンの1人として応援しているので、頑張ってもらえたら」と、エールを送っていた。