開幕2連勝中だった阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)がまさかの暴言退場となった。1-2と逆転された後の2回2死満塁、押し出し四球となったボール判定に暴言をはいて退場を宣告された。打線はウィリン・ロサリオ内野手(29)の犠飛で初回に先制したものの、後が続かず。前日11日に単独首位に立ったが、広島に1日でその座を明け渡した。
メッセンジャーの退場を発奮材料にしたかった打線だが、むなしくゼロ行進。メッセ退場後はわずか2安打しか打てず、得点は初回の1点のみに終わった。握りかけた主導権を広島に譲った。1回に広島岡田を攻め無死満塁のチャンスを作るも、ロサリオの中犠飛による1点止まり。中継ぎ陣が踏ん張ったが、打線は沈黙した。
3回までに3四球ももらい、先頭も2度出した。それでも決定打が出ないもどかしい攻撃。先制犠飛を放ったロサリオもその後は外角変化球に苦しみ、2三振と併殺。打線をつなげられず「いい投手だし、いい仕事をされた」とうつむいた。金本監督は岡田について「絞りにくさもあったのかもしれない。直球で指にかかったボールと、かかっていないボールと、2種類あるし」と首をかしげた。
7試合ぶりにスタメン出場した鳥谷も4打数無安打とつなげられず。打率は1割3分まで低下した。指揮官も「リズム、タイミング、バランス、すべてちょっと今は悪いというか。乱れているというか、整っていないですね」と淡々。エースの退場を跳ね返せなかった打線。計3安打の屈辱を、力に替えるしかない。【真柴健】