8失点の西武ウルフ、肘違和感で16日にも検査か

楽天対西武 1回裏楽天1死一、三塁、岡島(右)に左越えの3点本塁打を許す西武先発のウルフ(撮影・小沢裕)

 西武先発のブライアン・ウルフ投手が、初回に1死を取っただけで降板した。

 楽天先頭の島内を一ゴロ。だが、2番茂木から打ち込まれた。低めに球を集め、打たせて取るのが持ち味だが、この日は全体的に球が高かった。中堅から逆方向に打たれ、死球や味方の失策もあり、7安打で8点を失った。

 11人目の打者・茂木に2球目を投げたところで、自ら降板した。試合中の広報コメントは「今日はノーコメントです」。試合後も、「よく分からない。肘がちょっと」と、言葉少なだった。

 辻監督は「腕が、しびれると言っていた」と説明。16日に病院で検査を受ける予定で、今後については、検査結果を受けて判断される。