巨人上原、2戦連続で救援失敗「状態を良くしたい」

巨人対広島 7回表広島2死、菊池に勝ち越しのソロ本塁打を浴び、ぼうぜんとする上原(撮影・たえ見朱実)

 巨人上原浩治投手(43)が2試合連続で救援に失敗し、2敗目を喫した。

 3失点した10日以来5日ぶりに同点の7回に2番手で登板。先頭の広島メヒアを空振り三振、1番田中を投ゴロに抑える。しかし2死から菊池に投じた126キロフォークが落ちず、左翼スタンドへ勝ち越しのソロを運ばれる。続く3番丸に今季初の四球を与え、2死一塁から4番松山、5番エルドレッドに直球をとらえられて連続適時二塁打を浴びた。

 2/3回を投げ、3安打3失点の内容に「フォークを狙われているなというのがあったので、しっかりストレートを入れた。首を振ったがそこに投げきれなかった自分のミスです。どうにかして、今の疲れをどう取るか。状態を良くしたい」と話した。