日本ハム清宮2発6打点「高校時代とは違った喜び」

イースタン・リーグ公式戦 日本ハム対ロッテ 右手に公式戦第1号、左手に第2号のホームランボールを手に笑顔を見せる日本ハム清宮(撮影・横山健太)

 ドラフト1位の日本ハム清宮幸太郎内野手が、プロ入り初本塁打を含む2発の3ランを放った。

 「1本出たのでホッとしました。打てなかったとかありましたけど、考えながら出来ましたし、高校時代とは違った喜びがありました」と、雌伏の時を経て一気に飛び出した2本塁打を喜んだ。

 1-3で迎えた3回1死一、二塁の第2打席。カウント2ストライク、1ボールと追い込まれた後、真ん中に入ったロッテ西野のフォークボールを右越えへ運び、これが公式戦23打席目での初本塁打となった。7回1死一、三塁の第4打席では、同じく西野の127キロのスライダーを捉えて、右翼芝生席後方の防球ネットまで運んだ。

 第1打席では緩いカーブに反応し、7打席ぶりの安打を右前へ放っていた。試合は乱打戦の末に敗れたが、公式戦初の1試合3安打を記録し6打点と大暴れだった。